広島・山口を拠点に活動する建築家

三吉町の家

専用住宅

閑静な住宅街に建つ平屋住宅で、将来ご両親と暮らすために建てられた住まいである。車いす生活を想定し段差のないよう設計に心掛け、使い勝手を考慮しLDKを大きく設け、引戸とした。将来寝室となる南側の部屋には、介護しやすいよう掃き出し窓を駐車場側に設けた。設備面ではヒートショックがなく建物全体が暖かくなるよう蓄熱式床暖房を採用した。現在は、ご両親が帰省した娘達と音楽を楽しみ、友人とお茶会を楽しむため利用され、将来、ご両親の終の棲家となる。

所在地  福山市
構  造  木造
階  数  平屋
敷地面積 126.93㎡
延床面積  63.89㎡

段差のない玄関ホール
奥にキッチン、洗面所、開放感を演出するため一部天井を高くした
家族で音楽を楽しまれている。寝室はピアノの部屋となっている。